ペットホテル料金相場

まずはペットホテルの料金相場を比べてみましょう。
今回の比較は港区に絞ってみます。
港区はペットホテルの世界一の激戦地なので店舗の数も多い。
比較にはもってこいの環境です。
比較対象は個室とケージです。
平均価格を算出しました

調査エリア:東京都港区エリア
(税抜き価格)
個室 :9,843円
ケージ:5,443円

個室最高価格 :15,000円
個室最低価格 : 8,000円
ケージ最高価格: 9,400円
ケージ最低価格: 3,500円

注意点

注意点としては◯◯ルームは個室?ケージ?どっちなの?といった疑問が生じると思います。
ペットホテルでは個室以外を◯◯ルームといった名前をつけて掲載していますが、ケージに変わりありません。
ケージという名称を使用すると飼い主さんが「狭くてかわいそう・・・」といったネガティブなイメージを持つことがあるため◯◯ルームと呼ぶことがありますが、ケージはケージです。
当店では、ケージを◯◯ルームと呼ぶことは広告表示法違反にあたると判断しておりますのでケージと呼んでいます。

料金の大きな差

リサーチした結果、ペットホテルの料金は店舗によって大きく異なることがわかりました。
ペットホテルの料金の差はどのようにして生まれるのでしょうか。
大きすぎる料金差は、はじめてペットホテルを利用する飼い主さんには大きな不安材料となるでしょう。

ここからは、ペットホテルの料金がどのように決まっていくかについて説明します。

人件費で決まる

安心=人件費 料金≠土地代の理由

結論から申しますとペットホテルの料金は人件費が大きな割合を占めます。
優秀なスタッフを揃えて安全な環境を提供しているペットホテルは料金が高くなります。
地価に比例して料金が高くなると思いがちですが、実はペットホテルの運営コストの中で土地代はあまり大きくはありません。
そのあたりは人間のホテルと大きく異なるポイントです。
どのあたりを解説しながら、ペットホテル料金の相場と適正価格を検証してみます。

人間のホテルとは別モノと考える

人間のホテルの場合は部屋の掃除やベッドメイキンなどお客様をお迎えするための準備に人件費が必要となります。
掃除もベッドメイキングも基本1日に1回です。
それ以外は受付やルームサービス等での接客となるわけですが、お客様一人に対して接客時間は10分〜30分程度でしょう。

ペットホテルの場合は逆で、掃除は何回も行います。
接客にあたるわんちゃんとのコミュニケーションも頻繁に行います。

このように生産性を高めることが難しい業種なので、どうしても宿泊料金の中で人件費の占める割合が大きくなってしまいます。

それが人間のホテルとの大きな違いです。

安心が価格に大きく影響する?

わんちゃんと接する時間がペットホテルの料金に大きく反映することを説明しました。
では、料金に大きく差が出るのはなぜでしょうか。
それはわんちゃん1人に対してどれだけ人手をかけているかで大きく変わるからです。
人手をかければウンチやオシッコに対応する頻度も高くなります。
また何らかの異常に対して対応するスピードも速くなります。
わんちゃんのお部屋をチェックする回数が多くなればコミュニケーションが多くとれますので、わんちゃんリラックスできます。

このようにペットホテルの料金は、お部屋の衛生管理や安心を担保に設定されている側面があります。

しかし低い料金設定のペットホテルも衛生管理を高く保つことも可能です。
お部屋をケージにして部屋数を多くしたり送迎や散歩を複数頭で行ったりすることで合理化が可能です。
また、プレイスペースを設置して大勢で遊ばせれば、その間お部屋のチェックを個別に行う必要はありません。
神経質なわんちゃんにはオススメしませんが、他のわんちゃんが大好きで社会性が高いわんちゃんなら、その方が嬉しいこともあるでしょう。

一昔前は、衛生管理の悪いペットホテルが多くありましたが、現在は改善されていますので、どのペットホテルも衛生管理はよく行き届いている傾向にあります。

ですから現在は、わんちゃんの性格や送迎の利便性などで選ぶ飼い主さんが多くなっています。

単純に高いから安心ということではなく、そのペットホテルの営業スタイルによって料金は変わってくるのです。